朝、少し落ち着いた頃、長女からLINEが入りました。
「ねこちゃん亡くなりました」
その後、死ぬ前後のことが書かれていました。
長女夫婦の家には、4匹の猫がいました。
いずれも捨て猫を保護して飼っていました。
多いときには8匹の猫がいて、猫屋敷になっていました。
飼い主を探して、新しいお家に引き取ってもらったりして、4匹の猫が残りました。
死んだ猫は、一番最初に保護した猫でした。
もともとは、次女の会社の前の公園に捨てられていた猫でした。
どうしても次女が家で飼いたいと、保護してきたのですが、先住犬と相性が悪く、長女夫婦に引き取られました。
その猫はお婿さんととても相性がよく、我が子のようにかわいがられていました。
やがて、駐車場で雨に濡れていた子猫や、公園で死にかけていた猫などを保護して猫さんは増えていきました。
中には、目も開いてないような子もいました。
その猫たちのお姉さんとして面倒を見てきたのが今回死んだ猫でした。
他の猫がやんちゃなことをしていても、仕方がないね、と言わんばかりに自分が距離をとって遊ばせていました。
その猫に異変が見られたのは、去年の年末頃でした。
息が荒くなって、病院に連れて行ったら肺に水が溜まっている、と言われ数回水を抜いてもらいました。
その後、原因がわからず、数件の動物病院を周り紹介された病院で出た診断は、心臓の病気でした。
どうやら、先天性の可能性が高いとのことでした。
その後、利尿剤を調節しながら使い、元気に見えていました。
数日前、元気がなく、食欲も少ない、と長女は心配していましたが、昨夜は元気にご飯を食べて、キャットタワーに登って遊んでいたそうです。
そして、朝起きたら、死んでいたそうです。
娘は「後悔することしかできん」と言っていましたが、「もしも、という迷いは、必ずどんなケースのときでもあるよ。きちんと見送りなさい。」と声をかけることしかできませんでした。
そして、猫を火葬にして、家に連れて帰ってきたそうです。
もともとは人に飼われていたような猫でした。
新しい家庭では、すごく甘えん坊でした。
猫にとって5歳というのはまだまだ若いですが、幸せだったと思います。
生き物を飼うということは、最後まで責任を持つ、ということです。
人間の都合で、保健所や公園に捨てるという行為は許されることではありません。
悲しい過去を持つ猫でしたが、短くても幸せな一生を終えた猫の話でした。
にゃるちゃん、さよなら。
ありがとう
下ごしらえの勝利ですね。簡単にできて美味しそう。
ちょっと多めの素材を、一気に下ごしらえをしておいたらすごく便利ですね。
後、お惣菜を悩まなくてもいいという利便もあります。