数年前まで、こんにゃくを義母が手作りしてくれていました。
こんにゃく芋を育て、木を燃やした灰を水につけてアクを作り、 茹でたこんにゃく芋を潰してアクを加えよく混ぜたら、丸く丸めて茹でて作ります。
こんにゃく芋はとてもかゆくなるし、アクもきついので必ず手袋をして作業をしなくてはいけません。
とても手間がかかるこんにゃくですが、噛んたときに、ブリブリとしたような歯ざわりで、市販のこんにゃくとは味が違います。
義母も高齢となって、こんにゃく作りができなくなり、私の中では幻のこんにゃくとなりました。
丸い手作りこんにゃくは、良心市などでも売られていますが、おそらく凝固剤を使って作られたものがほとんどだと思います。
あの味が懐かしくて、丸い手作りこんにゃくを求めて買い物に行きましたが、やっぱり義母が作ったものとは違うものでした。
おでんを囲みながら家族でこんにゃくの話をしていたのですが、もう1回、あのこんにゃくを作ってみないか?という話が持ち上がりました。
まだ義母には話していませんが・・・。
幸い、こんにゃく芋はまだ義母が栽培しています。(芋を売って欲しいという業者さんがいるんだそうです)
それなら、家族で手分けして、アク作りにふさわしい木を切って、乾燥させて、灰になるまで燃やし、アク作りをしてみないか。
そして、芋が収穫できたときにこんにゃく作りをやってみよう、ということになりました。
このこんにゃくの味は、ずっと引き継ぎたい味です。
家族でおでんを囲んだあとは、おでんのリフォーム料理です。
以前、炊き込みご飯を紹介しました。
今回は、煮汁で、ロール白菜を作りました。
以前、ロールキャベツを作ったんですが、今回は白菜版です。
今回は合いびき肉を使いましたが、鶏ひき肉にしょうがをたっぷりすり込んで作っても美味しいです。
今回の作り方は、合いびき肉に、みじん切りの玉ねぎをたっぷり。
生卵、パン粉、塩コショウを加えよくこねておきます。
今回は、ゼラチンパウダーを入れることを忘れてしまいましたが、ゼラチンパウダーを少し加えてこねると、生地がしっとり仕上がります。
白菜を必要量はがして、洗ったあと、さっと茹でておきます。
ザルにとってそのまま冷ましておくと予熱でしんなりします。
写真を取り忘れたのですが、、広げた白菜の芯のところにひき肉のタネを乗せてくるくる巻いて、左右の葉を指でギュッギュと押し込んでおきます。
鍋にロール白菜を並べて、キッチンペーパーできれいに濾した煮汁を加え、煮込みます。
今回は和風の味付けですので、薄かったら薄口醤油を少し足します。
グツグツグツグツ・・・
美味しいロール白菜の完成です。
和風の味なので、練り辛子を添えて食べると美味しいですよ。
そして、練り物とこんにゃくの残りは
細かく切っておきます。
錦糸卵も作っておきます。
米を少し水分を控えながら炊いて、すし酢をご飯の分量分を加えて混ぜて、切った具材も加えてちらし寿司にしちゃいましょう。
刻み海苔を乗せて完成~。
リメイクメニューでした。
ありがとう
レンジでも茹でられるんですね。確かに一人の時はすぐできて便利ですね。
少量作るときには、レンジを使うと便利でした。
その後、3人分作ってみたのですが、チンする時間も3倍近くかかりました。
レンジで簡単にできるといいですね!牛乳でできるのなら、食べたいときにササっとできそうです。
家に買い置きしているものでちゃちゃっとできるともいました。
きっとペペロンチーノもこの方法でできるんじゃないかな。